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「魔法少女まどか☆マギカ」で恋愛を学ぶ!美樹さやかの恋愛を斬る!※ネタバレあり

魔法少女まどか☆マギカ

大人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」がTOKYO MXで再放送されました。深夜での放送でしたが、ついつい見てしまいましたね。

「魔法少女まどか☆マギカ(以下、まどマギ)」は、魔女と戦う魔法少女の物語ですが、恋愛模様も描かれています。美樹さやかと志筑仁美の恋愛です。

今回は、婚活カウンセラーとして、美樹さやかの恋愛の仕方にスポットを当てて、解説していきたいと思います。

まどマギは、かなり泣けるアニメなので、もしこれから見ようと考えている方は、少しだけネタバレを含んでいますのでご注意ください。

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皆藤直季

「まどマギ」面白いから
ぜひ見てみてくださいね。
(*^^)v

目次

魔法少女まどか☆マギカとは?

あまりネタバレしても良くないと思いますので、ざっくりとした概要と、今回解説する、美樹さやかの恋愛に関する部分をメインにお伝えします。

まどマギの主人公は鹿目まどか。見滝原中学に通う中学生です。仲の良い友達として、美樹さやかと志筑仁美がいます。この2人が、今回の恋愛の話に絡む二人です。

まどまぎ2

この世界には、魔女を倒す魔法少女が存在します。魔法少女になるには「キュゥべえ」という謎の生物と契約しなければなりません。

魔法少女になる契約の際には、キュゥべえに、なんでも1つだけ願いを叶えてもらうことが出来ます。この願いが、美樹さやかの恋愛にも絡んでくるのです。

美樹さやかと幼馴染みである上条恭介は、将来有望なバイオリン奏者です。しかし、事故により腕が動かなくなってしまいました。

医者からも回復は絶望的であると告げられ、自暴自棄になる上条くん。そんな上条くんの元へ、さやかは連日見舞いをしていたのでした。


大好きな上条くんの腕をなんとかしてあげたい。そう思った美樹さやかは、キュゥべえと契約をすることに決めます。「上条くんの腕を治す」という願いと共に。

結果、上条くんは医者も驚くような奇跡的な回復をします。バイオリンを弾くこともできるようになり、上条くんにも笑顔が戻りました。

上条くんが学校に復帰したころ、さやかは、仲良し三人組(まどか、さやか、仁美)のうちの一人である志筑仁美から、上条くんのことが好きであるということを告げられます。

告白を考えているとまで言われたのです。

さやかは、ここで仁美に対して「自分も上条くんのことが好きだ」ということを告げることが出来ません。

魔法少女になってしまったということも、言えなかった原因の1つです。

結果、上条くんと仁美は付き合うことになったわけです。

美樹さやかの愛の形

ここからは婚活カウンセラーとしてお伝えしていきます。

美樹さやかは、結局のところ、好きな人の心を射止めることはできませんでした。

さやかは、入院中も連日お見舞いに行き、さらには、自分を犠牲にしてまで、上条くんの腕を治したわけです。上条くんは知る由もありませんけどね・・・。

現実世界では、「なんでも1つ願いが叶う」という状況は起こりえませんので、少し現代に合致するように考えてみましょう。


現代に置き換えると、一言で言えば「自己犠牲」で愛情を表現する手法です。自分のことは二の次で、好きな人のために出来ることは何でもしてしまうタイプになります。

しかし、美樹さやかもそうですが、自己を犠牲にしたところで報われるとは限らないのです。なぜならば、相手のことはコントロールできないからです。

自己を犠牲にしてまで何かをした場合、相手に対して期待をしてしまいます。

「これだけやったんだから、私のこと好きでいてくれるだろう」

そう期待して自分を犠牲にするのです。

でも、実際にそうなることは少ないように思います。理由は、片方の愛情だけが重くなっていて、バランスが崩れているからです。

恋愛ではバランスが非常に重要です。バランスが崩れた状態は、恋愛を終焉に導くのです。

自己を犠牲にしてまで愛して欲しいと願う場合、圧倒的に愛情が強く、相手の気持ちとのバランスが保てていない状態なのです。

つまり、自己犠牲の愛情表現は、結果的に上手く行かないことが多いのです。

自分を犠牲にするような恋愛よりも、自分を大切にする恋愛を選択した方が良いでしょう。自分は100%裏切らないからです。

どうなるか分からない他人をコントロールするよりも、100%コミットできる自分に愛情を注いであげてください。

結果的にその方が、自己犠牲恋愛より圧倒的に上手くいくのです。

かいとう指さし影

友達とライバルになったときの対処方法

さやかは親友である仁美から、上条くんへの想いを打ち明けられます。さやかは、自分の想いを打ち明けることなく、仁美の告白を止めることはしませんでした。

男女関係に友達が絡んでくると厄介です。さやかと仁美のような状況は、リアルでも起こることだと思います。

こんなとき、一体どうすれば良いのでしょうか?

婚活カウンセラーとしてアドバイスするならば、さやかも想いを打ち明けるべきだったと思います。想いを打ち明け、腹を割って話し合えば良いのです。

仁美もさやかの想いに気が付いていたからこそ、義理立てて打ち明けたような気がします。

しかし、さやかは打ち明けなかった。これにより仁美は、告白をしても問題ないという状況にしてから告白をしたのです。

もしかすると、この時さやかが想いを打ち明けていたら、仁美は引いたかもしれません。

さやかは、上条くんとは幼馴染みで、お見舞いにも行っているわけです。そんな親友から、好きな人を奪うことは避けたかもしれません。

しかし、言われなければ、止まる理由がなくなってしまうのです。

友達だからこそ話すべき、伝えた方が良いことがあります。

特に恋愛に関しては、好きな人と友達が一緒にいるところを見ることになるため、辛さが倍増します。

友達と恋のライバルになってしまった時には、お互いが納得できる状況を作るためにも、腹を割って話し合った方が良いでしょう。

伝えない思いは報われるのか?

美樹さやかは、結局、上条くんへの想いを伝えることはありませんでした。

お見舞いという行動で示してはいましたが、好きということを言葉にして伝えてはいません。

また、これは流石に無理なのは分かりますが、「腕が治ったのは自分のおかげ」ということも告げていません。まあ、信じられるわけありませんけどね。

さやかは、全てにおいて「伝えない」という選択をしました。

では、伝えない思いは報われるのでしょうか?

「伝えない」という以上、受け取る側の問題になります。まどマギで言えば、上条くんが受け取る側です。

残念ながら、上条くんは、「ちゃんと受け取る能力」を持ち合わせていませんでした。

本来であれば、献身的に病院に通ってくれるさやかの行動や配慮、言葉から、彼女の想いを受け取って欲しかったところです。

しかし、多くの人が、この「ちゃんと受け取る能力」を持っていません。LINEやメールなどであれば「読解力が無い」とも言えるでしょう。

人が行動するには意味があります。言葉にも思いがあります。

その意味や想いを考えることなく、受け流してしまう人が、あまりにも多いのが現状です。恋愛相談を受けていて実感しています。

となると、受け取る側を教育することはできませんから、伝える側が、相手が受け取れるように伝えねばならないことになります。

受け取る側の能力が低い以上、伝えない思いは報われにくくなります。

伝えない思いであっても報われるのは、相手も同じ気持ちでいる時と、相手の受け取る能力が高いときだけなのです。

それでも、ちょっとしたボタンの掛け違いで、望ましくない結果に落ち着くことだってあります。

だからこそ、やはりちゃんと受け取れるように伝えることが、大事だと思います。

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皆藤直季

ちゃんと言わないと
分からない人ばかりですからね。
(;´▽`A“

伝える側が
工夫するしかありません。

上条君の立場ならどうすべきなのか?

上条くんが、実際にさやかのことをどう思っていたのかは分かりません。

ただの幼馴染みとしか思っていなかったかもしれませんし、恋愛感情があったかもしれません。

しかし、最終的には仁美とくっつきます。仁美は他の男子からもラブレターをもらうような子なので、上条くんも好きだった可能性もあります。

ただ、連日お見舞いに来てくれていた、さやかに対する配慮は必要だったかと思います。幼馴染みであれ、お見舞いの際に愛情を感じたはずです。

普通はそういうものが感じ取れるはずなのです。好意を寄せる相手と接するとき、自然と現れるはずなのです。

しかし、上条くんはきっと鈍感だったのでしょう。

そこは、さやかの見立て違いだったと思います。

入院時の行動から、さやかの気持ちを少しでも感じ取れる男であったのならば、仁美に告白されたときに、少し考えるはずです。

ましてや、さやかと仁美は親友なのですから・・・。

そういった諸々のことは全て気が付かず、配慮せず、仁美と付き合うことにしたわけです。

人は一番辛い時、助けてくれる人に強い恩や愛情を感じるはずです。

ましてや今回の場合、腕の回復の見込みがないという、バイオリニストにとっては命を奪われた状態であっても、見舞いに来てくれていたさやかです。

本来、無下にはできないはずなのです。

まだ中学生ですし、アニメなので仕方ありませんが、現実世界で、結婚適齢期の二人であったなら、強い愛情を感じ取って欲しいところです。

身体の自由が利かない人と一緒になるという場合、相当の覚悟が必要となります。途中でもお伝えした「自己犠牲の愛」になる可能性が高いからです。

しかし、この時の「自己犠牲の愛」は、途中でお伝えしたものとは質が違います。

相手の人生を一緒に背負って生きていくという「献身的な愛情」となるのです。

自分を犠牲にしてまでも、共に生きていくという「強い覚悟」なのです。

上条くんに関しては、もう少し感じ取る力、受け取る力を身につけて欲しいと感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「魔法少女まどか☆マギカ」の恋愛について解説させていただきました。

アニメのことなので、現実世界とは少し違う部分もありますが、「想いを伝えること」の重要性と「ちゃんと受け取れる力を持つこと」の重要性は、伝わったのではないかと思います。

まどマギでは、恋愛ではありませんが、暁美ほむら(ほむほむ)の鹿目まどかへの友情も描かれています。ほむほむの想いについては、ぜひアニメを見てみてください。

普通に大人が見て、泣けるいいアニメだと思いますよ。

かいとうばいばい影

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